仕事じゃねえんだ、真面目に走れ〜40歳からのマラソン”Sub3"〜

育児と家庭と他の膨大な趣味とわずかな仕事をこなしつつ、、、。「ちょっとまたお父さん走りに行ったみたい・・・。」と妻と娘にゲキを飛ばされ突然マラソン"Sub3"を目指して走り始めた「まっさん」のブログ

【レースレポ】板橋シティマラソン② 追い風とともにやって来た暑さに苦しんだ後半戦

ちなみに前半まではこんな感じ「板橋シティマラソン①誘惑の多かった前半戦」

折り返し〜30km おや?やはりおかしい心拍が下がらん


20-25km 24'53
25-30km 24'57
数字で見てみるとなんだかいい感じ、しかし実際は違った。

心拍数対策

上がり続ける心拍。心拍を戻そうと走ると5’00/kmペースを超えてしまう。心拍を160以下まで許容する方針に変更するもこれも危うい。160をボーダーとしつつも160を行ったり来たりの攻防戦。追い風で楽になるはずがペースアップ出来ず大誤算だ。と、こう思った人は多いはずだ。思ったより前半の向かい風で脚にきているのかもしれない。
とりあえずペスパ投入、脂質代謝を促して心拍が下がるか?
とにかくペースは変えずに走る、まだ心拍以外の異変はなく足もよく動く。次第に暑さを感じはじめたことから心拍の上がりは暑さだということに気づいた。山のロングやウルトラで培った経験から暑さに対して自分が出来ることは①酸素②水と電解質③エネルギー補給この3点のうち②の水と電解質の補給を崩さないこと。③はジェルとモルテンドリンクで万全、水と電解質を解決すれば①崩れつつある酸素の取り込み=心拍数を落とせるかもしれない。ゼッケンに貼り付けてある電解質タブレット(2g/粒)をかじりつつ給水を多めにする。ナトリウムによって水分の喪失を抑える、総血液量の維持が目的。

足攣り対策

足攣りなどで苦しんだ人はたくさんいたようだがたぶん②が原因。水を留めておくならマラソン強度の運動では1時間に3gのナトリウムを摂取しなければならない。ポカリなら1リットル、OS-1でも500ml、3gのナトリウムを水分から摂るのは現実的ではない。錠剤ならミドリ安全のタブレットなら3個で3g。前半戦で知らぬうちに向かい風で消費した脚をナトリウム欠乏性の脱水が襲ったんだと思う。自分は全く足攣りはなかったが電解質タブをナトリウム換算で12g、かなりの量を摂った。(ポカリなら4リットル分だ。)

カフェイン投入

30kmで投与するはずのカフェイン50mgを25kmで投入、キックするまで約30分、心拍も上がるが勢いも出るのは実証済み。なんとか30kmまでは160以下の心拍に抑えつつ我慢の走り。30kmで追いカフェイン50mg。合計100mgのカフェインで持続効果は4時間くらいあるからゴールまではこのまま行ける。さて、小出監督の著書の言葉を思い出す。
「30km過ぎで一番速く走るマラソン」

30キロ過ぎで一番速く走るマラソン  サブ4・サブ3を達成する練習法 (角川SSC新書)

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30km〜40km 暑い暑い暑いがいよいよ待ちに待ったペースアップ!


体は少しキツイがペースアップは心待ちにしていたイベントだ!いよいよ行くぞ!と思っていたが結果を見るとそれほどペースアップ出来てない。まぁ、ほぼイーブンなのでガンガンブチ抜く。

暑さ対策

給水は20kmまでは350cc。20-30kmまででこれまた350cc。2倍に増やした。
熱くなることも予想してサ練(サウナ練=8分サウナ2分水風呂×5セットなど)もやってきた。これは暑熱順化とも言って汗の中の電解質を失われにくくする練習でもある。ウルトラ対策には行うが2月にサ練をしたのは初めてだ。そして何より暑さには強い自信もある。
30km付近のエイドで水のみ350ボトルに補充、もうエネルギーはいらないので水のみとする、というかもう水しかない。
追い風はかなり強烈、旗がたなびくぐらいだから前半の向かい風と風速は変わらないと思う。気づかないが背中を後押ししてくれているはずだ。無風と感じる時は追い風、仕事や人生だってこんなもんだ。
ただ追い風の欠点として「涼しさを感じられない」顔にガンガン当たる向かい風は同時に熱も奪う、追い風の中走りつつ気温も上がるし身体の温度が上がっているのを感じる。
少しでも涼しくなりたくて手袋を外して前ポケットに入れたらなんか既に入ってる。
「ホッカイロだ!しかもマグマ。」

「めっちゃ熱いカイロ」が総腸骨動脈に当たっているまま走っている。これじゃ暑さを感じるわけだ。熱発の時はここを冷やせば楽になる動脈じゃないか!朝のトイレの時入れたまま忘れていた!

↑総腸骨動脈↑
カイロはちゃんと役目を果たし「めっちゃ熱く」なってる。ゴミ箱がないのでしばらくウエストポーチに移して走りだす。涼しくなった!

ペースアップ

辛いけどこのまま行ったら"Sub3.5"が出来ない。HOKA ONEONE のCARBON ROCKETのパワーを発揮すべくここまでのフラット気味の着地からフォアフット気味の走行に切り替える。30kmから4’50/kmにペースを上げることを決意するがなかなか上がらぬ。
35kmでもう一度奮起、4’45/kmに上げる。カフェインパワーか?なんとか維持できる!も坂登場、また落ちる。心拍は170を超え始めるがもういい、気にしないことにする。脚は動いてる。
37kmでSTCラストキロメータ投入。ここから我がブログタイトル
「仕事じゃねぇんだ真面目に走れ!」

と言い聞かせつつ走る。キチー!といえばキツくなる、真面目に走れ!といえば真面目に走れる。いつだって自分の声は自分が一番近くで聞いているのだ。呪文のように唱えつつ走る。

40km〜ゴール ダウンジョグ

40km通過が3時間18分もう大丈夫だ。残り2kmはダウンジョグにしてしまおう。間に合うなら残り2kmはウイニングランとしてのんびり走りたかったので当初の予定通り5’00/kmで手をブラブラさせたりして周りを見ながら走る。

まだ見ぬpetaさんから無断借用
↑予定通りの2kmウイニングラン↑

総括


↑レースイメージと実際のペース↑
5kmラップで見てもJR時刻表並みの1分以内の誤差でレースを進めることが出来た。ゴールタイムは42km走って6秒の誤差。自己分析と現れる問題に対してしっかり対処出来たことは"Sub3"を目指す上でかなりの経験値となった。"Sub4"を達成した11月の大田原マラソンから練習にスピード練をいれて心拍を強化、サンダルから靴に履き替え、大田原の時は「これ以上は無理だ」と思っていたタイムを26分短縮した。
イっちゃえ派と待て派の攻防戦で、自分を過信せず待て派を採択し、調子に乗らなかったのも良かった。
真面目に"Sub3.5"に取り組んだ練習メニューも間違っていなかった。
これからトレイルランシーズンに突入、フルマラソン4回分の100マイルレース(UTMF)が来月、夏には60時間の山岳縦走レースも控えている中で良いベースアップが出来た。
この経験を秋マラソンに繋げて行きたい。

そして出来ればクツに頼らず、サンダルで気持ちよく走りたいものだ。

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