謎の肋骨痛や謎の発熱に襲われたこの1週間、虚弱体質、まっさんです。虚弱体質を振り払うべく、腰サポーターを胸に巻き、20kmスピード練習、行ってきました!
下りの力を利用してスピードを上げる
以前実施していた「岩本式」。峠走はやったことはなかったが下りで普段出ないスピードで大きな動きと着地筋を鍛えるとのこと。
また、小出監督もボルダーでQちゃんに高地を走らせていたのは心肺に負担をかけるというより、アップダウンで普段使わない筋肉に刺激を入れてスピードを上げるためだったらしい。
にいやん坂TTでも下りは今まで味わったことのないスピードを出せた。
しかし、今んとこ、スピード不足の安全運転男、まっさん。
まっさんの本当のチカラ、青免許の実力を見せてやろう。
下りでスピードを開花させてやろう。
箱根駅伝の5区と6区
区間記録5区 小田原→箱 根(20.8キロ)
01:10:25 ㌔3'23
区間記録6区 箱 根→小田原(20.8キロ)
00:57:17 ㌔2'45
東海大学の館沢亨次選手の魂の走りは記憶に新しい。もうスタートした瞬間から勢いが違った。
ランナー電卓で計算するとなんと㌔2'45"とな。
キプチョゲより速いじゃないすか。
874mからほぼ0mまで15kmほど下るわけだから、「6区を走り切った選手のほとんどがしばらく立ち上がれない」ほどのダメージを受けるという。
下り斜度は約6%。
平地に比べたら比べ物にならない着地衝撃が選手を直撃するんだなー、と。
とりあえず参考にはしつつもあそこまでの長い下り区間は近場にない。
いや!あるぞ!
と、
下りの力で強制的にスピード狂になってやろうと、仕事明けに奥多摩駅に向かったのであった。
奥多摩渓谷駅伝復路
登りもあるが下りの方が多く、思ったよりスピードが強制的に上がった。
20km程で140m下る。
なんだ意外にそんなもんか、、、と思ったが結構登りもあるので下り斜度は2%弱はあるのではないかと見繕い、これならダメージも箱根を下る半分以下かと。
目標は㌔4’00/kmで走ることだ。
登りはこの限りではないけどどこまで押せるか。
まっさんは「館沢亨次選手」のごとく走り出した。
結果など
結果丼。
スピードなんぞあがらず、平均4’30/kmを切るのがやっと。
先日の駅伝のスピードなど出ず。
下りでは3’50/km台が見られるものの、1kmラップではまったくそんな様子はない。
13-14kmは30m以上登るけどその分下ってるのでたいした高低差には見えない。
下っては登る、登っては下る、ただ単に脚を鍛えるだけの展開になり苦しみつつ10kmを前に脚が終わる。14km地点の登りでは脚はパンパン。這々の体で20kmを走り終えただけだった。
2日前の熱発から治った気がしたがまだ本調子ではなかったのか。(奥多摩方面に向かう方は感染にご注意下さい。)
腰バンドを胸につけたら肋骨の痛みは我慢できるが、呼吸が苦しすぎた。
ズームフライ3は登りではまったく履きこなすのが難しく、重いだけだった。
言い訳だらけになったのでリベンジを誓う。
館沢亨次にはなれなかった。
(スタート1kmの登りだけは頑張った。)